こんにちは。SaitoKouです。
新年あけましておめでとうございますということで、2024年度のデフォルトテーマ「Twenty Twenty-Four」を操作してみたいと思います。Twenty Twenty-Twoからテーマの外観カスタマイズ方法を、それ以前のテーマとはガラッと変えてきていましたが、今回もその形式を継承しているようですので、見てみるのが楽しみです。
Twenty Twenty-Fourの特徴をざっくり紹介
見えるところすべてをブロックエディタで編集可能
Twenty Twenty-Fourの最大の特徴は、ほぼすべてのエリアの外観のカスタマイズを、ブロックエディタで実施可能なところです。これはTwenty Twenty-Twoのころからの特徴と同じです。
↑ヘッダーを、ブロックエディタで編集している様子。テーマエディタ方式以外ではこれはできなかった。
Twenty Twenty-Oneまでは、サイトの外観はそのテーマの設定に非常に依存しており、「固定ページのアイキャッチ画像は必ずこの場所!」「ウィジェットはこの場所にのみ設置可能」など、配置が固定されていることが多かったです。
しかし、Twenty Twenty-Fourではどの要素も自分の思い通りの場所に配置でき、デザインの自由度がかなり高まりました。
テーマエディターがさらに使いやすくなった
Twenty Twenty-Fourでは、サイトの外観を「テーマエディター」を使って行います。このテーマエディターが、Twenty Twenty-Three、Twenty Twenty-Twoよりもかなり使いやすくなりました。
- ナビゲーションメニュー専用のエディターが増えた。
- メニュー要素の並び替えや編集が分かりやすくなった。
- 固定ページの編集をテーマエディタから直接編集できるようになった。
- わざわざ固定ページ一覧から選ばなくても、すぐに編集できるようになった。
ほかにもいろいろありますが、わかりやすい違いはこのあたりかなと思います。
Twenty Twenty-Fourはこんな人にオススメ
Twenty Twenty-Fourをざっくり見てみた結果、こんな人におすすめのテーマです。
サイトの見た目を、自分でデザインしたい人
このテーマの特徴はやはりテーマエディターですべての要素を簡単に編集できるところですので、自分ですべてのサイトの外観をカスタマイズしたいという方にはおすすめです。インストールした時にデフォルトでデザインされているものを参考に、少しづつアレンジしていくというのもいいでしょう。
新しいシステムのテーマに触れてみたい人
2024年1月現在、まだまだこのテーマエディター形式のテーマは少ないです。今後これがスタンダートになる可能性もありますので、その流れに乗る意味でこのテーマの使い方を勉強してみたり、新たなカスタマイズ方法を模索してみたりするのはいいかもしれません。
別のテーマを使ったほうがいい人
今の時代ではある意味まだ特徴的なTwenty Twenty-Fourは、こんな人にはあまりおすすめしません。
デザインセンスにあまり自身がない人
自分のデザインセンスにあまり自身がない人は難しいかもしれません。すべての要素を編集できるわけですから、自由度が高い=自分のデザインセンスが問われることになります。いざ使ってみても、納得のいくデザインにするのが難しいかもしれません。そこに自信がない方は、プロがデザインしており、なおかつ自分で編集してもデザインがあまり崩れないように設計されているテーマを選択するのがおすすめです。
ネットで使い方を調べながら、サイトを作っていきたい人
残念ながら、このテーマというかテーマエディター方式のカスタマイズ方法のノウハウはまだ多くありません。設定の方法につまづいても、その答えがネットに乗っていない可能性が大いにあります。調べながらサイトを自身で作って行くのであれば、2024年1月現在ではノウハウがたまっている別のテーマを選択したほうが良いでしょう。
まとめ
Twenty Twenty-Fourのとりわけテーマエディターは、いまでこそまだ浸透していないですが、今後のWordPressテーマの主流となる可能性があります。その編集方法をちょっとずつ勉強していくのはいいかもしれないですね!
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